きょうは仕事をした。
朝5時30分に起きて、電車にのって、かいしゃに行った。
わたしは、仕事というやつを、めんどうだなあと、思った。
しかし、きょうに限っていうならば、仕事をしたくないなあとまでは、思わなかった。
それは少なくとも、やること、であった。
あるいはもっと好意的に書くならば、できること、なのだった。
わたしは、わたしにできること、をすること、が結構好きかもしれない。
できないこと、を押し付けられること、は悲劇でしかないけれども。
できないこと、に自分から挑戦すること、は、わたしにとっては大きなよろこびである。
誰だってはじめは、できないこと、なわけだし。
だから、結局のところ、わたしは仕事が結構好きなのだけれど、より細かく書くならば、わたしは仕事のすべてが好きなわけではない、という、至極当然な結論が浮上しています。
やらなくてもいいなら、やらないけれど、どうせやることになるのだし、どうせやることは、すべてを好きなわけではないけれど、部分的に好きなところがあるのだし、部分的に好きなところがある、のなんて、世の中の大概の物事がそうで、その対象の、まるごとすべてを心から100%好きです、なんてことは、奇跡でしかなかった。
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