2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

オーダーメイドの言葉

朝靄のように、Oさんは言った。「外黒さん、どうでもいいこと聞いていいですか」 どうでもいいこと、というのは芸能人の離婚の話とか、コンビニのレシートに印刷されている割引クーポンの話とかだろうか。「缶に入ってるコーヒーは缶コーヒー、ジュースは缶…

すなおのきもち

きょうは仕事をした。 朝5時30分に起きて、電車にのって、かいしゃに行った。 わたしは、仕事というやつを、めんどうだなあと、思った。 しかし、きょうに限っていうならば、仕事をしたくないなあとまでは、思わなかった。 それは少なくとも、やること、であ…

ストレス解消について考える

今日は休日だったので、自転車を借りて、少し遠くへ出かけた。 とてもストレス解消になった。 ストレス解消について、真剣に考える時期が来たようだ。

真理

布団の中が寒い。

目覚め、書き、考え、話し、思い、食べる

寝ている。寝て起きる。ベッドの上に起き上がる。座っている。 私は夢を見ていたかもしれない。見ていないかもしれない。 時々は金縛りに遭っていたかもしれない。遭っていないかもしれない。 私はその時、地球は回っている。と考えない。考えなくても地球は…

晴れ

昨日は、合計で12時間くらい寝たし、だから何もしなかったけど、寝るのは体にも心にもよいことを改めて感じたし、今日は、三日ぶりに快晴で、しかも最高気温が9℃という、もっとも条件のいい一日だから、気分がよい。

厳しい訓練を経て

第一空挺団の訓練の動画を見た。 ハイパーレスキュー隊の訓練の動画を見た。 消防隊の訓練の動画を見た。 女性の戦闘機パイロットの動画を見た。 みんな厳しい訓練をしていた。 私は厳しい訓練の映像を見るのがとても好きだ。 なぜ好きなのか考えてみると、…

みんな普通の人間だから

近所の松屋に入った。 食券を買った。 席に座った。 熱いお茶が出てきた。 熱いお茶か……と私は思った。冷たい水がいいのですが……。 言い出せなかった。 水ください、と店員さんに言えるような人間なら、きっと不眠症になったりしない。 熱いお茶を飲んだ。結…

いつも読む本

風呂に入っている時は『バーナード嬢曰く。』を読んでいる。 読むようにしている。 面白いマンガで、本・読書・文学・文芸などが題材になっている。テーマは人間。 小説とかマンガとか関係なく大体どんな作品でもテーマは人間だけども。 風呂に入っている時…

体の移動、心の移動

移動するためだけに、移動したいことがある。 どこかへ行きたい、と願う。 しかし、具体的な目的地について考えると、特に行きたい場所はない。 ネットを駆使し、グーグル・マップを見渡し、2時間かけて目的地を探してみる。 ない。 行きたい場所は、結局な…

ファーストテイクであのちゃんの嫌そうな顔に泣いた

ファーストテイクをyoutubeで見た。 最初はすいちゃんのステラ―ステラ―を見て、やっぱりすごく歌がうまいなあと思った。 音楽としてのミックスというよりも、歌が真ん中にどんと据えてあるミックスだから、歌のうまさが際立つ。 それからあのちゃんの『普遍…

私たちはTOKYOで揺れる

ドレッドヘアの若者がゆうらり歩み寄り優先席に落下するように座った瞬間、弾みで頭がバウンドしてそのままうなだれ、ドンッと私のケツに後ろのケツが体当たりをかます。いっぺんに色々なことが起きたので私は5秒ほど仮死状態になった。なんだこの電車は、変…

らくらく人生超解決!クズ入門

こころの勉強をしてきて、極端な解を、ひとつみつけました。 もちろん、すこしばかり含み笑いの解答ですが。 人生が生きやすくなるキーワードは、クズです。 うつになりやすい人、疲れやすい人、傷つきやすい人、怒りやすい人。 そういう人たちには、共通の…

バレンタイン・イヴと人間の心

ふつふつと湧き上がってきた。 電話機のボタンを押す。 ぱちぱちぱち! ぱちぱちぱちぱち! ぱちぱちぱちぱち! 誰も、電話に出ない。 想像――非常灯の灯る暗緑色のオフィスに、響き渡るコール。 受話器を置く。 がちょ! 腕を組む。首をごきごき鳴らす。椅子…

海に行こうよ

「海に行こうよ」と、僕は言った。 矢部はうつむいた。 矢部はいつもうつむいていた。「うちのすぐ近くにあるから、シャワーとかはうちで浴びればいいしさ、楽しいよ」「でも俺、海とか行ったことないから」 矢部は背が低かった。時々ものすごく面白いことを…

文章温泉低速の湯

2024年のはじめ、30分で書けるだけ、と決めた。 時間内に出来るだけたくさんの文字を書くルールだった。 文章がまとまらず、何時間もかけて悩んでしまう日もあったけれど、大体30分で書いてきた。 現在の私は、30分で1000~1400字ほどの、日本語として意味の…

心の拠り所

心の拠り所という言葉が本の中に出てきて、心臓を握りつぶされた感じになり、吐血し、小刻みに震えながら自らの体を抱き、狭い部屋の中をぐるぐる歩き回っていると、そのうち「何を怯えているんだ」と声がして、それは勿論オルター・エゴで、「去れ! 去れ!…

勉強

私は勉強が好きです。 でも、学校は大嫌いでした。「勉強しろ」と言われてうれしくなるような人は、おそらくいないでしょう。 学校は勉強は強要します。 あ、教養を強要します。 大人たちが事あるごとに勉強しろと言う気持ちが、大人になった私にはわかりま…

図書館

休日には、健康のために一時間ほどぶらぶら歩くことにしています。 特にどこへ行きたいわけでもないのですが、音楽やラジオを聴きながら何も考えずに歩くことは愉快です。 さまざまなものが目に映ります。 木から木へ飛び回る小鳥や、犬と歩くヒトや、川を泳…

プラダを着た悪魔を観た

面白かった。この映画は生涯で4回ほど観た。 4回とも面白かった。 プラダを着た悪魔という映画はファッション業界の話だ。 ジャーナリスト志望の若い女性がとても有名で強大な権力を持っているファッション雑誌の一番偉い人のアシスタントになる。 若い女性…

理想

理想という言葉がある。 私にも理想がある。 理想は旅人です。 私は旅がすこし好きだ。でもすごく好きだというわけではない。だから理想が旅人ですって変かもしれない。 変ですね。おほほ。 しかしながら、理想というものはそういう風に、たぶん今の私とは違…

選択について考えすぎる

制限をかけたい。ウームムム、ウーム。 可能性を押し広げることが人生を豊かにするという言葉を短絡的に鵜呑みにし過ぎたのかもしれない、と自戒しました。 その*可能性*は幻想だし、その*人生を豊かにする*もまた幻想でしかないんじゃないかなと、考え…

スパイダーマンのような

スパイダーマンのような人がいたよ。 スーパー・マーケットの駐車場入り口の真ん中に立っていたよ。 まだ雪が降っていた。その時には小さな欠片になっていた。小鳥の胸毛のような小さな雪が、はっきりと目に見えるのに、認識が難しい速度で落下していたよ。…

休憩神

今週のお題「元気を出す方法」 元気を出す方法について考えるためには、まず2つの前提が必要です。1,元気がない状態を把握すること2,元気な状態を把握すること このどちらが欠けても「元気になる」ことは出来ません。 元気になるという現象は前提1から…

私の知らない世界

私の知らないことを他人が知っていると、私はまるで無知であることを思い知らされるわけだけれど、その経験は私にとって大事だし、私は、他人が知らないことを知っている、ということを知ることも、同じように大事なことで、我々は他人である、ということの…

フタホシテントウ殺虫事件

ミステリーだ。 フタホシテントウの死骸が部屋の真ん中に忽然と姿を現した。「うそ……うそよだって……そんなはずないッ!!」と私は思った。 2月1日、フタホシテントウは天井の隅にくっついていた。ちょうどPCの真上にあたる位置だ。くっついたままもう何日も…

そういう本

「外黒さん、今日はこれからどうするんですか」「家に帰って、風呂に入って、本読んで寝るだけだよ」「ああ、どんな本読んでるんですか」「アーシュラ・K・ル=グウィンのいまファンタジーにできること」「え?」「アーシュラ・K・ル=グウィンの、いまファ…

見知らぬチーム

駅を歩いていると、電車を降りた群衆が大挙して押し寄せる。 すごい数。ひとりひとりの顔を認識することさえ困難だ。 私は群衆を避けホームの反対方面まで移動しようとする。 その時、右斜め後方から誰かが一歩前に進む。 ベージュのコートを着た長い髪の女…

もう読み返さない

過去の自分の書いたものの何がそんなに私を苦しめるのか。 本当はそんなに苦しくないんじゃないか。「昔の文章を読むと吐き気がする」という思い込みがフィジカルに作用するほど強く無意識の領域にまで刻み込まれているだけではないのか。 そのような仮説を…