理想のブログ

今週のお題「おすすめブログ紹介」

おすすめブログ紹介

 おすすめのブログを紹介してもいいという題でうれしくなってそれではおすすめのブログを紹介しよういう気持ちになったので聞いてください『Official Machidakou Website』。
 現代は有名人のブログやTwitterなどは当たり前の前提で、SNSの活用がすでに業務の一部になっている面があるとはいえSNSをやっていない有名人などがいるのも多様性であり当たり前でありやってなくても別に全然問題ないし、なんならそれが作家性のつよい職業であるならばぼくは、SNSなんてやっていない方がむしろ信用できるまであるよな、とさえ思っていて、だって大御所作家のTwitterがものすごく幼稚な言葉で埋め尽くされていた時の尋常ならざるがっかり感といったら絶望でした。権威的であるべきだとは思わないけれどだからといってあまりにも「ただのおじさん」であるならその姿はミスティフィケイションされ広告され特別性を付与された作家性にとって傷でしかないとぼくは思う。作家とは個性的であった方がよいとぼくは考えており、作家に対してそのようなロマンを持っており、希望を抱いており、そっちのほうが面白いと思っており、だからそれを裏切られると嫌な気持ちになるが、だからといって作品のようなキャラクターを作家に求めているわけではなく、その人らしさが出ているならそれでいいと思っている。ぼくが避けているただのおじさん的作家像というものは、つまりただのおじさんの嫌な部分が出ている人のことで、あまりいないタイプなんだけれど、いる。今はSNS上でのふるまいについて書いていて、その生活の実態に関してはどうでもいい。実際にどういう人間かということは気にはなるにせよ、すべての人間は所詮人間であり、されど人間であるがゆえにあまり興味を抱いていない。大抵の人間はただの人間だし、作家と暮らしたことがある身としては作家なんてただの人間でしかない。そしてただの人間にはぼくはあまり興味がない。つまらないからだ。
 それでようやく立場を説明し終えたので件の『Official Machidakou Website』の『DAIRY』について書こうと思う。
 ここに記されている文章は紛うかたなき町田康さんの文章であり隙が無く無駄がなく、それでいてほのかにおもしろい。

 

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