今日はなんだか自信がない日。
何に対して自信がないのかよくわからないけれど自信がない。臆病になっている感じ。消極的になっている感じ。洞窟の奥に居たい感じ。雨の音を聞いていたい感じ。
こういう日は何をやってもうまくいかないような気がする。レジ横のガラスケースの中のファミチキもあまりおいしくなさそうだし、国道を走るかっこいいバイクもうるさいだけだし、歩道にころがり出てきた雀のかわいらしさも見逃してしまいそう。
今日は自信がない日だから、今まで自分は、一体何をやってきたんだろう? という疑問が首をもたげたとしても不思議ではない。振り返ってみればたくさんのことをしてきたけれど、それはたくさんの無駄なことだったのではないか、という気がしても不自然ではない。なんてつまらない人生を送ってきたのだ、と思ったとしても異例ではない。
自信って一体、なにかしら。
それは、きっとたぶんおそらくきっと『成功の根拠を認識する能力』のこと、なのでしょう。
我ながら、よい感じに言語化できたものだ。すこし自信が、出てきたぞ。
どれだけ頑張っても、自信がつかないことがある。
それは、頑張りが足りなかったのではなく『成功の根拠を認識する能力』が低下しているからだ、ということができます。
反対に、なんにも努力してないのに、ちょっと手を動かせばすぐ成功できる、という気持ちの時もあります。
それは、頑張ったからではなく『成功の根拠を認識する能力』が上がりすぎている、ということができます。
頑張った量も、自分の才能も、経験も、知識も、実は自信には関係がないのです。
自信というものは、ただ単純に、『成功の根拠を認識する能力』のみが司っているものなのです。
だから、根拠もないのに自信たっぷりな人がいても、なんらおかしなことではないし、すごく頑張っているのに自信がないという人がいても、やはりおかしくはないのです。
『成功の根拠を認識する能力』を磨いて、いつでも自信満々になりましょう!
ということを考えたあとで、その考えすらも、なんだか面白くない……という気持ちになった。
自信のなさでは誰にも負けない自信がある。