2023-01-01から1年間の記事一覧

体質&体質

眠い 眠過ぎる 意識がもう ほんのりと途切れている これはよくないと思いつつも 仕事中 エクセルを開いたり閉じたりすることしかできない 同僚のOさんに 眠過ぎるんですけど と話しかけるとOさんは わたしは1日に3時間寝れば大丈夫です と言っており そんな…

熱風・知性

レンタルバイクをした。借りたのはベネリ『TNT125』で、125ccのかなり小さいバイクだ。ミニバイクのスポーツ。ぼくは中学生の頃、カワサキのKSRがとても好きで、小さいのがかっこいいなあと思った時期があって、今も好きなので借りてみた。結果から言うとあ…

日記

ぼくの作品が焼きあがったので引き取ってきた。 とてもよい作品だ。 インディージョーンズの最新作を見てきた。とてもいい作品だった。 新宿で酒を飲んだ。とても楽しかった。

きのこ爆発

フィクションなんだけど、きのこを観察する仕事をしている。 ぼくはきのこを観察しており、きのこがしおれてきたら水分が出るスイッチを押す。枯れてきたら栄養分が出るボタンを押す。そうしてきのこがハリとツヤを取り戻し元気になってきたら、きのこ帳に「…

エアポケット

寝ている。 寝る時間が増えた。とても眠い。外は暑い。エアコンをつけた室内で、ベッドに横になっていると非常に眠くなる。そのまま寝る。寝ると体力が回復するのが分かる。疲れが減る。そして眠ることが気持ちよい。眠ると他のことができなくなるが、プリミ…

素顔ライダー

やっと大型二輪の予約が取れた。 業務後、急いで退社し電車に乗って帰宅しヘルメット・バッグを担いで家を出て、再び電車を乗り継いで、まだ陽は沈まず暑さに洗脳されながら歩き、肌感覚で1ヵ月ぶりの教習所へ。 見慣れたロビー。気怠さと緊張が綯い交ぜのい…

事象C

テーブルの上にりんごを置いて、目を閉じて1分待つと、りんごが消える。という事象Aが発生し、ぼくは事象Aの確度について考えていたので、同僚Xに事象Aについて尋ねると、私は事象Aを観測したことはないけれど、おそらく確からしい、と推論を教えてくれ…

クラッチについて

クラッチについて考えていた。 クラッチはエンジンの回転をタイヤにつなげる装置だ。エンジン側の摩擦板とタイヤ側の摩擦板を強く押し付け合うと、エンジンの回転がタイヤに伝わってバイクは前に進むようになる。教習所でもそういう説明を受けるし、バイクの…

バイクの運転が下手

レンタルバイクをしてきた。例によって「天気が悪いけれど本当に行くのか」とメールが来ていたし、今回は着信まであった。コールバックして「レンタルしたいんですけど」と言うと「決行ですね!」と言われた。決行という言葉が普通に出てくるのが面白いなあ…

くもの季節

またくもの季節となった。 くもが部屋にやってきて、うろうろしている。 どこへでも行くがいい、と思っている。 くもたちは案外かしこい。ぼくに踏み潰されたりしないように生きている。2,3年一緒に暮らしてみて、それがわかってきた。今年はより自由に過ご…

風、光、震動

レンタルバイクをした。借りたのはGB350S。空冷単気筒エンジンで348cc。実物は写真で見るよりもこもこ膨らんで大きい。仔牛のようだ。レンタカーと同じような手続きを済ませて休日の朝の10時30分に知らないガレージにひとり放り出されてぼくは不安だった。普…

生き物が脱いだ皮のような奇妙な喪失感

鳥はぼくの肩によじのぼった。 そして転げ落ちそうになった。 上手く足が動かせなくなってしまった。 それでも鳥は、ぼくの肩に登ろうとしている。 以前からずっとそうしてきたように。 ここからの一年はとても早いですよ、と獣医は言ったそうだ。 姉と姉の…

いざというとき

明日はレンタルバイクの予約をしていた。GB350に乗る予定だった。バイクレンタルはどこもやたら高くて8時間で14000円もする。でもGB350には乗ってみたかったのでそこそこ楽しみにしていた。仕事を終え帰宅して食パンを生のまま食べていると姉からメッセージ…

流れ

生き延びるためになんでもした、という言葉がぼくは結構すきで、ぼくはそれを自分の人生に適用することが多いけれど、といって何か犯罪めいたことをしてきたわけでもないけれど、たとえば失敗なんかをした時に、あの時ああしていればとか、あの時こういう風…

趣味ではない

ぼくはラジオを聞く。 月曜日は伊集院さんの深夜の馬鹿力があるし、あのちゃんのオールナイトニッポンもある。 ぼくはラジオを聞くけれど、ファンではないし、趣味でもない。ラジオが好きかと言われるとすごく好きだというわけでもない。ときめいたりも大笑…

ゆる

日曜日はワンマン営業なので、デスクでひとりとろろそばなどを啜る。ひとりはひとりで緊迫感があり、不測の事態を常に念頭に置いての行動となるが9割は取り越し苦労となる。携帯で小説を読みながら、緊張と退屈の狭間でひたすら細分化されたタスクを消化して…

卒業検定に落ちる

ぼくはすべての技能教習で一度も補習を受けたことがなかったので卒検も普通に合格できる、と思い込んでいたし、よしんば落ちたとしても何度でも卒検を受けられるんだからノーリスクだ、と、このあいだ書いた。それらが全て前フリとなって卒業検定に落ちた。…

お菓子を配る

今の現場にはお菓子を配る文化がある。前もあったけれど頻繁ではなかった。最近はよく貰う。仲の良い同僚にはよくエナジードリンクを貰うし(ぼくがいつも飲んでいる)、ろくに話したことがない人でも旅行などに出かけるとお菓子をくれたりする。すこし嬉し…

GWがおわった

ゴールデンウィークが終わった。たのしかった。 最初の三日間は故郷に帰っていた。 新幹線に乗った。新幹線はほんの数時間でぼくを故郷へ運んだ。距離と移動時間が感覚的に合致していないので旅情というものはなかった。新幹線は純粋な移動手段だった。ある…

風に溶けるみたいに

長年の雨や風によって頑強な岩が削られていき、やがて崩れる。強い衝撃じゃなくて雨や風に溶けるみたいにしてすり減っていく現象を、ぼくは故郷で感じている。母が暮らしている他人の家のリビングに座って、体がほとんど動かせなくなってしまったおじいさん…

たましいのはか

まるで人生だ、 人の命は短い。10歳でも80歳でも短い普遍だ。忘れるな。 毎日とんでもなく人とコミュニケートしている日々だ秒で連絡が来て裁く命が短いSSRIだって飲み忘れる程バイクでコケ、電話で会話し、弱みや悩みを聞いて、そのことについて考えている…

ご飯がうまい

風が強い。 立方体の空気の塊がビルの向こうからやってきて、軌道上にある構造物はすべて影響を受け、樹は傾き、枝はしなり、葉は舞い上がり、鋭い音を立てて、ぼくの上着はびらびらとふるえ、体はやわらかい壁に包まれる。真夜中の喫煙所を吹き抜ける風は、…

正解

裏地を全開で歩いていた、表と裏を思い切り間違えて間違えて渋谷から電車に乗ったわけだが、ぼくを笑う人は一人もいなかった。

注意して進め

シヴィライゼーション6が、steamですさまじく安くなるセールをしていたので買ってみた。煙草と同じくらいの値段だけどいいのだろうか。安すぎないだろうか。ビッグマックに例えると、一個45円というレベルだけど、いいんだろうか。いいんでしょうね。もう、…

手から煙が出ていると思ったら長いホコリだった

今週のお題「メモ」 ぼくはEvernoteというwebテキストエディタみたいなものを使って、短い日記やメモを書いている。何か思いついた時にスマホでさっと書く、という使い方をしている。 今週のはてなお題は『メモ』だったので、よい機会と思い三月と四月の前半…

思うところ

最終電車ガチ勢です。今日もぼくは終電に乗っており、本当はあと1時間早く帰ってもいいのだけど仕事の不安が大きいのでいつまでも確認作業を行い残業代を稼ぎまくってしまう。多分、そのうち上司に残業が多いことについて追及されるのだろうが、その日までぼ…

ふるえるものたち

レンタカーを借りた。はじめての経験だった。前にレンタカーを借りた友人と出かけたことがあった。シナリオを知っていたので困ることはなかった。ガソリンスタンドが片手間で運営しているようなレンタカー店で、受付はガソリンスタンドの中の、狭く、散らか…

最終電車

本日も最終電車である。こうなってくるとはははではなくかかかである。笑いかたさえ妖怪じみる23時49分、浮世離れしているというか、人間離れしてくるというか、地に足のついてない全力を終え、人事を尽くして天命を待つ気分で酒臭い車両の壁に寄りかかり、…

コーヒー線路

「紙、も吸うんですね」 と喫茶店のマスターは言った。 理解に二秒かかった。「ええ、へへ、まあ」 とぼくは答えた。「時々、紙が吸いたくなりますね」 とぼくは言った。「私もなんですよ」 とマスターは言った。 ぼくはコーヒーを飲むと体調が悪くなるので…

刺激でも快楽でもないスピード

雨が降っていた。ちいさな雨が降っていた。すずめのなみだ。みたいな、くらいの。 生きているの辛いな、となってきた。結局なるんだ!? となった。というのも、ぼくは単純に疲れていた。疲れ反射だ。会社から帰宅してすぐにヘルメットを持って家を出る。電…